ミラ七題 6.美獣
美しい獣は 擬態することなど覚えない
その肌はまさしく警戒色だ
何気ない寝具も古びた舟の上もコンクリートの床も
彼の肌を際立たせる
理屈抜きで
本能と経験が次の行動を決める野性
瞬間瞬間がそれの繰り返し
意図しない表情
なめらかな筋肉の動き
それは素の生命そのものだ
鮮やかな肌を持ち 本能のままに"在る"存在
きっと天国の住人とはこのようなものだろうと想像する
人でありながら人でなくなったもの
人でなくてもよくなったもの
人でありながら獣の美しさを持った彼こそ
天上の住まいに相応しいのかもしれない
その彼が 自分を求めている
ひとつに繋がりずっと離れずにいると
自分と彼との境目が曖昧になってくる
美しい獣の導きで
今 自分は地上の楽園にいるのかもしれない
その肌はまさしく警戒色だ
何気ない寝具も古びた舟の上もコンクリートの床も
彼の肌を際立たせる
理屈抜きで
本能と経験が次の行動を決める野性
瞬間瞬間がそれの繰り返し
意図しない表情
なめらかな筋肉の動き
それは素の生命そのものだ
鮮やかな肌を持ち 本能のままに"在る"存在
きっと天国の住人とはこのようなものだろうと想像する
人でありながら人でなくなったもの
人でなくてもよくなったもの
人でありながら獣の美しさを持った彼こそ
天上の住まいに相応しいのかもしれない
その彼が 自分を求めている
ひとつに繋がりずっと離れずにいると
自分と彼との境目が曖昧になってくる
美しい獣の導きで
今 自分は地上の楽園にいるのかもしれない
PR